みんな違って、しょうがない

やなかえつこさんの『スターイノベーション』を繰り返し読んでいます。

 

風の時代で気を付けるべきこととして、「多様化ハラスメントに巻き込まれてしまう。」という視点がありました。

自分に心当たりがあり、びっくり。

 

私はよく、「なんでこの人は自分の価値観を押し付けてくるのだろう。」と憤慨し、「今の時代は昔と違って、みんな同じじゃなくていい時代なんだから、もう少し頭を柔らかくしたら良いのに。」と、心の中でぶつぶつ文句を言うことがあります。

 

でも、まてよ?

これって、やなかえつこさんがいう「多様性ハラスメント」を私はしてしまっているのではないだろうか?

 

私は「母親とはこういうものだ」とか、「女性はこうあるべきだ」という一般論が大嫌いなのですが、そこからはみ出るのもなんとなく恐くて、いつも窮屈な思いをしていました。

「こうあるべき」から外れることによって、外野からごちゃごちゃ言われるのが面倒臭いというのもあります。

でも、我慢の限界に来ると、前述の「イラッ」が発生し、つい周りに攻撃をしたくなるのですが。。。

 

「あぁ、『まわりの人と同じが素晴らしい』と思っている価値観を持っている人もいるのね。」

そう受け流すことで、自分がそのハラスメントから逃れることを知りました。

 

人と意見が違ったときは、

「みんな違って、しょうがない」

このアイテムで乗り切ろうと思います。